『シマリス完全飼育』発刊しました
みなさんこんにちは。
このたび誠文堂新光社よりシマリス飼育書『シマリス完全飼育』が発刊となりました。
資料沼からなかなか這い上がれなかったり、書きたいこといっぱいありすぎたりしつつも、関係各位の多大なるご協力を賜り、4月11日に発刊となりました。
に書いたようにシマリスにはひとかたならぬ思い入れがあるので、こうして形にすることができて感無量です。
章立てはこのようになっています。
Chapter1 シマリスってこんな動物
Chapter2 シマリスを迎えるにあたって
Chapter3 シマリスの住まいづくり
Chapter4 シマリスの食事
Chapter5 シマリスの世話
Chapter6 シマリスとのコミュニケーション
Chapter7 シマリスの繁殖
Chapter8 シマリスの健康管理と病気
Chapter9 リスの文化史
以下は、こんな内容が載っていますよ、とtwitterに投稿したものより。
(上の章の番号と下の( )内の番号とは関係ないです、念のため)
(1)写真がかわいいです。撮影は井川俊彦さん(@Toshihiko_Igawa)。いつもながら小動物のかわいさを引き出してます。飼い主の皆さんからの写真は愛情たっぷりでほんわかもするし、なんかじーんときちゃったりします。「家にシマリスがいるってこんな感じ」も伝わることと思います。
— 大野瑞絵 (@shima_risu) 2022年4月11日
(2)全部で9章ありますが、章の扉イラストは、福士悦子さん(@fukushi_risu)に描いていただきました。うれしいコラボになりました♪ 最後の「おわりに」のイラストも福士悦子さんです。
— 大野瑞絵 (@shima_risu) 2022年4月11日
(3)お迎え前に考えほしいことからお別れのときのことまでの飼育情報を掲載しています。まだわからないことの多い動物ですが、できるだけ情報を多く載せるようにして、どういう動物だからどうするかを考えよう、という感じになっているかなと思います。
— 大野瑞絵 (@shima_risu) 2022年4月11日
(4)今回も飼い主の皆さんからの飼育の工夫や繁殖経験を掲載させていただいています。おかげさまで飼育情報に厚みと深みが生まれたと思います。貴重な工夫をシェアさせてもらえたことに感謝です。ただし個体差もあるので、「この工夫はうちの子に合うかな」と考えてね。
— 大野瑞絵 (@shima_risu) 2022年4月11日
(5)飼い主の皆さんの「ヒヤリハット」体験は、飼育上のトラブルを防ぐためにもぜひともご覧いただきたいです。
— 大野瑞絵 (@shima_risu) 2022年4月11日
(6)『ザ・リス』のときよりもシマリスという動物についての情報が多く載せられたかなと思います。気が荒くなる時期と冬眠時期の関係になんちゃってエビデンスを加えました。
(7)日本在来のリスについてのお話を、研究者の方にお伺いしました。シマリス好きな皆さんはそのほかのリスも好きだと思うので興味深く読んでいただけるといいな。
— 大野瑞絵 (@shima_risu) 2022年4月11日
(8)ウッドバーニングの立体しまりすたちも登場してくれています。ほんっと、かわいいんですよねー。
(9)病気のページは日本エキゾチック動物医療センター(旧・みわエキゾチック動物病院)の三輪院長にご監修いただきました。症例写真もお載せしています(そういう写真がダメな方はご注意ください)。シマリスによくみられる病気を解説しているので、健康管理にお役立てください。
— 大野瑞絵 (@shima_risu) 2022年4月11日
(10)「リスの文化史」として、古今東西のリスネタを集めたページもぜひご覧になってね。ゴールデンカムイのアシリパさんや、宇宙少年ソランのチャッピー、正チャンの冒険のリスも登場します。日本でシマリスが飼われるようになった背景を考察しました。
— 大野瑞絵 (@shima_risu) 2022年4月11日
(11)たくさんの方たちの力が集まってすばらしい本ができました。『シマリス完全飼育』が、日本で飼われているシマリスと飼い主さんにとってお役立ちな本になることを願っております。NO RISU, NO LIFE.
— 大野瑞絵 (@shima_risu) 2022年4月11日
の中で
飼育書作成にあたっては、多くの皆さんにご協力を仰ぐことになると思います。
たくさんのシマリス愛を縞々リボンでぎゅっと結んで形にできればいいな、と思っています。またそのさいには、どうぞよろしくお願いします。
と書きましたがそのとおり、多くの皆さんにご協力いただき、シマリス愛がたっぷり詰まった本になりました。
心からありがとうございました。
よろしければぜひご覧になってみてください。
感謝を込めて。
ではまた。